缶の中から生肉が!?韓国の若者の間で流行中のサムギョプサル缶とは=ネットは賛否

14日、韓国メディア・アジア経済によると、キャンプなどで手軽に料理して食べられる「生のサムギョプサル(豚の三枚肉)の缶詰め」が発売され、話題を集めている。

2024年6月14日、韓国メディア・アジア経済によると、キャンプなどで手軽に料理して食べられる「生のサムギョプサル(豚の三枚肉)の缶詰め」が発売され、話題を集めている。

国産豚専門食品ブランド・Dodramが先ごろ、いつでもどこでもサムギョプサルを食べられるよう缶詰めにした「CANDON」を発売した。野外での保管、持ち運びに便利な畜産物業界初の缶タイプのパッケージとなっている。缶の蓋を開けると食べやすい大きさにカット済みの肉が入っており、はさみでカットせず調理できる。冷蔵保管で10日間は鮮度が維持でき、缶の下部に中が見える透明の窓があり肉の状態を確認できるという。300グラム缶で定価1万500ウォン(約1200円)となっている。

このサムギョプサル缶は若者の間で「普通のパック入りの肉はキャンプに持っていくのが面倒だけど、缶なら便利でいい」「缶のデザインがかわいい」「缶ビールっぽく見えるのがいい」「鮮度を確認できるのが最大の長所だ」などと人気で、各種SNSやネット上のコミュニティーに写真を投稿するのがブームとなっているという。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「斬新だな」「本当に便利だし、小さなアイデアだけどすばらしいと思う」「こういうアイデア商品にはお金を出すのが惜しくないね」などアイデアを称賛するコメントが寄せられている。

一方で、「SNS映え用。それ以上でも以下でもないね。野外での保管に便利?いくら缶詰めでも室温に置いとくなんて不安だよ」「肉を缶詰めにしなきゃならない理由は、高く売るためでしょ」「肉のクオリティーが問題だ」「昨日、買って食べてみたけど、肉の品質改善が必要だと思う。サムギョプサル以外の部位も入っててガッカリした」「最初は物珍しいから買う人も多そうだけど、すぐに飽きられるよ」「脂身が多すぎるとクレームをつけるやつが絶対に出てくるぞ」など、否定的な声も多数見られた。(翻訳・編集/麻江)

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