わんぱく相撲 男女43人熱い取組 東備和気場所、稽古の成果発揮

熱い取組を披露する小学生力士

 岡山県内の小学生力士が競う「第36回わんぱく相撲東備和気場所」(備前青年会議所主催)が16日、和気町福富の町体育館相撲場で開かれ、男女43人が出場して熱い取組を繰り広げた。

 学年ごとにトーナメントで対戦した。まわしを締めた子どもたちは両手を付いて鋭い立ち合いを披露。行司の「はっけよい、のこった」の声が響く中、力強く押し出したり、土俵際で粘ったりして稽古の成果を発揮した。「腰を低く」「いけ、いけ」と仲間や保護者から声援も盛んに送られた。

 東京・両国国技館で8月に行われる全国大会の切符を得る6~4年の優勝者は和気町立本荘小6年の小野田創太さん(11)、倉敷市立倉敷西小5年の石川昴さん(10)、岡山市立第一藤田小4年の山口万智さん(9)。大会は男子限定のため、4年は準優勝の和気町立和気小の関沢月雲さん(10)が出場する。

 他学年の優勝は次の皆さん。(敬称略)

 伊達七慈斗(岡山・富山小3年)山内那緒也(倉敷・西阿知小2年)田中一護(赤磐・山陽北小1年)

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