バレー女子 日本が0-3のストレートで敗れる 東京五輪金の米国に完敗

 第1セット、アメリカの攻撃を防げなかった石川真佑(右)と小島満菜美(撮影・中田匡峻)

 「バレーボール女子・ネーションズリーグ、日本0-3米国」(16日、西日本総合展示場)

 すでに6大会連続のパリ五輪出場が確定した世界ランキング7位の日本が、同5位で2021年東京五輪金メダルの米国と1次リーグ最終戦で対戦し、0-3(15-25、18-25、24-26)のストレートで敗れた。

 第1セットは4-7から主将の古賀紗理那(NEC)のスパイクなどで4連続得点して逆転したが、直後に5連続失点。そのまま押し切られてセットを先取された。

 第2セットも14-20と米国に先に20点台に乗せられた。ここから宮部藍梨(姫路)や山田二千華(NEC)のスパイクなどで追いすがったが再びセットを失った。

 第3セットも米国の高さのある攻撃とブロックに苦しみ、先行を許した。それでも石川真佑(ノバラ)の巧みなフェイントなどで逆転し、一時は12-9とリード。そこから13-13と追いつかれると、16-17と逆転を許し、最後は競り負けた。

 1次リーグを終えて日本は8勝4敗、米国は7勝5敗。日本は決勝大会(20日開幕・バンコク)に出場する。

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