不思議でオシャレなグリーンで作る「カフェ風インテリア」のヒント

土を必要とせず空気中の水分だけで育つエアプランツ。ツンツン尖った葉やクネクネ曲がった葉など、デザイン性の高いフォルムは小さくてもインパクト抜群です。

棚やテーブルの上にちょっと置くだけでも、たちまちカフェ風のオシャレな空間に早変わり。今回はエアプランツとはどんな植物なのか、またその育て方も紹介します。

記事後半には育てやすいオススメ品種を、参考価格とともに挙げていますので、お気に入りがあれば育ててみてくださいね。

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この記事で紹介する「エアプランツ」にまつわるあれこれ

土が要らない観葉植物「エアプランツ」

エアプランツは「チランジア」という別名で呼ばれることも。南米や中央アメリカの熱帯・亜熱帯地域が原産地で、木の枝や岩に着生しています。

空気中の湿気や水分を吸収して育つ特性を持っているため、土がないところでも生育可能。丈夫で栽培の手間がかからず、忙しいライフスタイルを送る方にピッタリの植物と言えるでしょう。

エアプランツには多くの品種があり、それぞれ形状が異なります。その姿はまるで作り物かと思うほどユニークで、オシャレなインテリアアイテムとして人気です。

土を使わないので衛生的で、置き場所も選びません。壁に掛けたり、吊るしたり、ガラス容器に飾ったりと、さまざまなディスプレイ方法で楽しみましょう。

不思議でオシャレな観葉植物「エアプランツ」の育て方

栽培環境

エアプランツは明るい間接光を好みます。窓際の明るい場所や、カーテン越しの柔らかな光が当たる場所がオススメです。直射日光は葉焼けの原因になるため避けましょう。

また風通しのよさも大切なポイント。エアプランツは湿気を好むものの、通気が悪いと根腐れを起こしやすくなります。週に1〜2回程度窓を開けて、新鮮な空気を取り込みましょう。

温度管理

エアプランツは10℃以上の環境であれば問題なく育ちます。とくに冬場は室温が下がり過ぎないように気をつけてください。

ヒーターを使用する場合は、直接風が当たらないようにします。

水やり

空気中から水分を吸収しているとはいえ、乾燥した室内では水切れを起こすことも。ときどき霧吹きで水をかけてあげましょう。

月に1回程度、水を張った器に6時間ほど浸けておく「ソーキング」をすると、葉がみずみずしくなります。

肥料

肥料はとくに与えなくても大丈夫ですが、生育を促進するためには液体肥料が効果的。ソーキングのときに液体肥料を3000倍ほどに薄めた水を使うとよいでしょう。

不思議でオシャレな「エアプランツ」おすすめ品種6選《育てやすくてスタイリッシュ》

チランジア・イオナンタ

エアプランツのなかでも人気が高いチランジア・イオナンタ。10センチほどのコンパクトな草姿で、開花時期には葉の色が鮮やかな赤やピンクに変わります。

※参考価格：400～600円前後（Sサイズ1株）

チランジア・キセログラフィカ

チランジア・キセログラフィカは大型で存在感のある品種。シルバーグリーンの美しい葉がエレガントにカールし、エアプランツの「王様」とも呼ばれています。

※参考価格：400～600円前後（Sサイズ1株）

チランジア・テクトラム

フワフワとした白い葉が特徴で、ソフトな質感が楽しめるチランジア・テクトラム。葉全体に生える毛が空気中の水分を吸収するので、乾燥にもよく耐えます。

※参考価格：400～600円前後（Sサイズ1株）

チランジア・ブルボサ

チランジア・ブルボサは根元がぷっくりとふくらみ、クネクネと独特な曲線を描く葉が個性的。暗い緑色の葉がシックな印象です。

※参考価格：400～600円前後（Sサイズ1株）

チランジア・ストリクタ

美しいピンクや紫色の花が華やかなチランジア・ストリクタ。シャープな葉とは対照的な色彩に観賞価値があります。

※参考価格：400～600円前後（Sサイズ1株）

チランジア・ウスネオイデス

細く長い葉が垂れ下がる様子がユニークなチランジア・ウスネオイデス。フワフワと柔らかいヒゲのような葉が、風にユラユラ揺れて涼しげです。

※参考価格：400～600円前後（Sサイズ1株）

ユニークなエアプランツでインテリアをカフェ空間に

種類が豊富でそれぞれ独特の魅力を持っているエアプランツ。初心者にも育てやすく、お世話の時間がゆっくり取れない忙しい方にもピッタリの植物です。

どこにでも自由自在に飾れるエアプランツで、オシャレなカフェ空間を演出してみませんか。