鹿島の連勝は「4」でストップ…新潟に先制許すも藤井智也の同点弾で痛み分け

2024明治安田J1リーグ第18節が16日に行われ、鹿島アントラーズとアルビレックス新潟が対戦した。

4連勝中の2位鹿島が、前節の首位FC町田ゼルビアに続く“上位食い”を狙う新潟を『県立カシマサッカースタジアム』に迎えた。鹿島は前半に押し込む時間帯があったものの、先制点を奪うことができず。27分には左サイドの深い位置から名古新太郎が送ったクロスに師岡柊生が頭で合わせたものの、シュートは相手GK小島亨介に阻まれた。

一方の新潟は苦しい時間を耐えると、効果的なパス回しでチャンスシーンを作り出していく。そして43分、新潟が先制に成功。奥村仁の縦パスに抜け出した谷口海斗のシュートは相手GK早川友基に阻まれたが、こぼれ球を小見洋太が頭で押し込んだ。小見は2試合連続ゴールとなった。

ビハインドで折り返した鹿島は、ハーフタイムで2枚替えを敢行。すると50分、投入直後の藤井智也が試合を振り出しに戻した。カットインから右足一閃。鋭いシュートをゴール右下へ突き刺した。

その後も一進一退の攻防が続いたものの、両者決定打に欠いて勝ち越し点は生まれないまま試合終了。勝ち点「1」ずつを分け合った。連勝が「4」で止まった鹿島は9戦無敗となったが、首位町田との勝ち点差は「2」に広がった。次節は22日に行われ、鹿島は敵地で浦和レッズと、新潟はホームで川崎フロンターレと対戦する。

【スコア】
鹿島アントラーズ 1-1 アルビレックス新潟

【得点者】
0-1 43分 小見洋太(新潟)
1-1 50分 藤井智也(鹿島)

【ゴール動画】鹿島、藤井智也が起用に応えて右足一閃!

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