「光る君へ」宣孝の“大人のプロポーズ”に猛反響 「撃ち抜かれた」「こんなん言われたい」

「光る君へ」より宣孝(佐々木蔵之介)とまひろ(吉高由里子) - (C)NHK

吉高由里子が紫式部(まひろ)役で主演を務める大河ドラマ「光る君へ」(NHK総合・日曜午後8時~ほか)の16日放送・第24回では、佐々木蔵之介演じる藤原宣孝がまひろに求婚。その有無を言わさぬプロポーズにSNS上では「なんて器が大きい」「撃ち抜かれた」と称賛の声が上がっている(※一部ネタバレあり)。

第24回「忘れえぬ人」ではまひろが父・為時(岸谷五朗)の友人・宣孝から求婚され、宋の見習い医師・周明(松下洸平)から一緒に宋へ行こうと誘われ、モテ期が到来。前話のラストでは越前にやって来た宣孝が為時の留守中にまひろに突然の求婚。まひろに周明に対する気持ちを確かめると「都に戻って来い。わしの妻になれ」と単刀直入に切り出し驚かせていたが、冒頭はそのプロポーズの続きからスタートした。

~以下、第24回のネタバレを含みます~

宣孝は驚くまひろに「戯れではない」と真顔で続け、「あの宋人と海を渡ってみたとて、忘れえぬ人からは逃げられまい」とまひろの気持ちが道長(柄本佑)にあることを百も承知であることを強調。「何を仰せなのかわかりませぬ」「いい加減なことを……」としどろもどろになるまひろにも一切動じず、ムキになって反論するまひろを「自分が思っている自分だけが自分ではないぞ」「ありのままのおまえをまるごと引き受ける。それができるのはわしだけだ。さすればおまえも楽になろう」と揺さぶった。

まひろが「忘れえぬ人がいてもよいのですか?」と困惑しても、宣孝は間髪入れず「よい。それもおまえの一部だ。まるごと引き受けるとはそういうことだ」と即答し、「都で待っておる」と笑顔でその場を後にした。

まひろに真っすぐに気持ちをぶつけ、大人の余裕を感じさせる宣孝。「ありのままのおまえをまるごと引き受ける」「自分が思っている自分だけが自分ではないぞ」といった言葉は人生の酸いも甘いもかみわけた彼だからこそ言える言葉であり、宣孝の人気が爆上がり。「かっこよ!」「爆イケ」「強すぎる」「どストレートで素敵!」「開始1分で撃ち抜かれた」「惚れてまう」「大人な発言」「包容力がすごい」「懐が深すぎる」「凄いプロポーズ」「さすがだわ」「こんなん言われたい」「このプロポーズ最高すぎる」「若造には言えないよね」「宣孝殿出来すぎじゃ」「確かに宣孝ぐらいの人じゃないと無理かもねえ」と圧倒される声や称賛が相次ぎ、まひろに対する気持ちの変化を鮮やかに体現してみせた佐々木に対しても「佐々木蔵之介でなければ決まらぬシーン」と絶賛の声が寄せられている。

なお、この後まひろが父・為時に宣孝から求婚されたことを告げる場面もあり、為時が驚きのあまり腰を抜かす動揺ぶりも話題に。「そりゃ、え!?ってなるよな」「寝耳に水のパパ」「パパ青天の霹靂」「パパびっくり~」「おとーちゃんの反応よw」「急な平安コントw」と共感の声で盛り上がり、父娘で道長や宣孝のことをオープンに話す様子も注目を浴びた。

友人・さわ(野村麻純)の突然の悲劇からの影響もあり、まひろは早くも宣孝との結婚を心に決めたようだったが「思えば道長さまとは向かい合い過ぎて求めあい過ぎて苦しゅうございました。愛おしすぎると嫉妬もしてしまいます。されど、宣孝さまだとおそらくそれはなく、楽に暮らせるかと」という“割り切り”ぶりが気になるところ。(石川友里恵)

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