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メルカリで商品が購入されたと思ったら、相手が「doorzo」というユーザー。なんだか怪しげな名前ですが、取引をしても大丈夫なのでしょうか? この記事では、doorzoの正体やdoorzoとの取引の流れについて解説していきます。
そもそも「doorzo」って何?
doorzoとは、SIG Service株式会社が運営している「日本国内の商品を代理購入し、海外へ発送するサービス」です。主に中国の消費者に向けてサービスを提供しており、実はメルカリと公式に連携しています。 メルカリは越境販売(=国境を越えて行われる商取引)にも力を入れていて、「doorzo」の他にも公式に認めているサービスがたくさんあります。例えば「Buyee」「FROM JAPAN」などです(詳しくはメルカリの「公式連携済みの越境EC事業者」で確認ができます)。
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ちなみにですが、「doorzo」はメルカリだけでなく楽天ラクマやブックオフなどとも連携しています。
「doorzo」との取引はどんな流れになる?
実は筆者も過去に「doorzo」と取引をしたことがあります。
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取引メッセージには、海外在住の消費者の代わりに購入手続きをしていることが書かれていました。さらに、匿名配送以外で送った場合、出品者の個人情報が海外の消費者に漏れる可能性がありますが、そうならないように再梱包をして海外に送るとも書かれていました。出品者が安心して取引できるように配慮してくれていることがうかがえます。 出品者は普段の取引と同じように、商品を発送していけば大丈夫です。「doorzo」が取引相手だからと言って、いつもと変わる部分はありません。商品は日本国内の指定の住所に送ればよいため、出品者が海外に送る必要はありませんし、海外用として特別な梱包が必要になることもありません。 ただ1つ注意したいのは、doorzoが複数の商品を購入してきたとしても同包できないという点です。doorzoは複数の消費者からの依頼で代理購入している場合も多いので、取引ごとに1つ1つ分けて梱包する必要があります。 なお、実際に取引した人からは「受取評価が遅い」という声も上がっているようですが、筆者の場合は遅れることもなくスムーズに取引が完了しました。もし商品に問題があれば取引メッセージで連絡がくるはずなので、対応していきましょう。
越境取引は今後も増える可能性大
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2013年にサービスをスタートさせたメルカリは、当時日本国内のみの取引に限定していました。しかし2022年時点では、取引対象エリアは110カ国以上にまで拡大しています。日本のアイドルやアニメの人気、円安などが追い風になっていますから、今後も取引数は増えていくのではないでしょうか。 越境販売サービスのアカウントから購入されると最初は「怪しい」と思ってしまうかもしれませんが、メルカリの公式サイトに載っている「公式連携済みの越境EC事業者」一覧に入っている業者であれば、安心して大丈夫です。いつもと同じように取引を進めていきましょう。 (文:川崎 さちえ(フリマアプリ・ネットオークションガイド))