WTTスターコンテンダーリュブリャナ2024（6月11～16日／スロベニア）
16日、男子シングルス準決勝で張本智和（20=智和企画／世界ランク11位）がF.ルブラン（17=フランス／同5位）にゲームカウント2-3で敗れた。
2回戦で、以前ストレートで敗れていた兄のA.ルブランにリベンジを果たした張本。今度は、同じく前回0-3で負けている弟に勝利を狙った。
すさまじい豪打で一気にラリーを終わらせてしまうルブランに、1ゲーム目は次々とドライブを決められ、4-11で先制を許す。
第2ゲームは0-3までリードされたあと、台上プレーやミドル攻めで張本が逆転するも、終盤の打ち合いで及ばず9-11で落とす。
だが3ゲーム目は張本がストレートへのバックハンドを決め、要所でフォアドライブを決めて13-11で取り返す。
張本は手堅い両ハンドでルブランのミスをことごとく誘発し、第4ゲームは11-2で圧倒する。
しかし最終第5ゲームはルブランにツッツキを有効に使われて、張本は攻めきれない。最後はバックハンドの打ち合いでミスし、6-11で落として敗れた。
＜WTTスターコンテンダーリュブリャナ 男子シングルス準決勝＞張本智和 2-3 F.ルブラン（フランス）
4-11/9-11/13-11/11-2/6-11
