【バレーボール】主将・古賀紗理那 米国に完敗も〝攻撃の幅〟を学ぶ「見習っていかないと」

米国戦を経て、課題を語った古賀紗理那

バレーボール女子日本代表の主将・古賀紗理那(NEC)は、強豪との一戦を今後につなげていく。

すでにパリ五輪出場を決めている日本は、16日のネーションズリーグ(VNL)予選ラウンド女子第3週福岡大会最終日(北九州市・西日本総合展示場)の米国戦に0―3で敗戦。「私たちの中でのチグハグが多かった。1セット目、2セット目もチグハグしていて、修正しようとしたけど、3セット目もチグハグしていた。そういうところをどうしていくかを考えないといけないなと思うし、解決策を私だけじゃなくて、みんな、選手、スタッフで考えていかないといけない」と冷静に振り返った。

VNL予選ラウンドは12試合を消化し、8勝4敗だった。「特に週の後半で精度が落ちるというか、コンビがちょっとずつ違うとか、スパイクもちょっとずつ早く入っちゃうのが1週目、2週目の後半も感じた」と指摘した上で「しんどい中でも工夫して体を動かして、点数を取っていくのもそうだし、コンビの精度もそうだし、サーブも攻めていくところとか、そういうところがちょっと足りなかったかな」と反省点を口にした。

米国との一戦は「結構差を感じた」というが「スパイカーが工夫して決めたり、プッシュで落としたりとか、そういう工夫は私たちも見習っていかないといけないと感じた」と収穫を強調。パリ五輪に向けて、さらに攻撃の幅を広げることはできるか。

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