【川口オート】森且行は優勝戦7着「試走からタイヤが滑って、手応えがなかった」

優勝戦を振り返る森且行

川口オートのナイター開催は16日の最終日、12Rで優勝戦が行われ、注目の森且行(50=川口)は7着大敗。昨年4月の復帰後初優勝はまたもお預けとなった。制したのは、0Hから快ペースで逃げ切った中村友和(34=浜松)。今年初で、通算9度目の優勝となった。

スタートで同ハンの佐藤摩弥(32=川口)に叩かれ、序盤から苦戦を強いられた。「試走からタイヤが滑って、手応えがなかった。マヤちゃんより先はあったけど、手前から滑るから全然ダメ…」。

3番手を確保していたのは前半3周まで。中村雅人にさばかれた4周3角以降は徐々に順位を下げ、場内を沸かせるシーンを演出することはできなかった。

「かなり使っているタイヤのせいもあるけど、ここまで来るとエンジンかな。なんかスッキリしないよね」

次節の浜松G2(6月19~23日)はデイ開催ということもあり「また滑りとの戦いかな。浜松は(インしか効かず)雨も苦手だし、いろいろ考えないと」と話し、慌ただしく撤収作業に追われていた。

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