物語が始まる手製本ノート 雫石・すずめや「趣味の文具箱」登場

 雑誌「趣味の文具箱」2024年7月号に、イーハトーブで生まれる手製本のノートが登場。「物語のある上質文具」特集で、雫石町にアトリエを構える「すずめや」の一点物の魅力がひもとかれています。

 特集の始まりを飾るのは、すずめやのアトリエで表紙が描かれる手元の写真。摘み取った葉に絵の具を塗って写し取り、世界に一冊だけのデザインが生み出される瞬間を伝えています。記事ではアトリエの主、四方佳奈さんが手製本を始めるきっかけや、丁寧なものづくりの工程で光る技、ノートに込めている思いなどを紹介。

 このほか、100周年を迎えたMONTBLANCの万年筆マイスターシュテュックや、美濃和紙を身近にしたそえぶみ箋、カモ井加工紙のマスキングテープなどを掲載。人気連載「文具遣い拝見します!」では童話作家・角野栄子さんが取り上げられています。

 「趣味の文具箱」2024年7月号は6月13日発売。税込み1980円。

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