【鳴門ボート・GⅢオールレディース】喜多須杏奈 勝負駆け成功で準優進出へ「本体を整備して上積みできている」

準優滑り込みに笑顔がこぼれる喜多須杏奈

ボートレース鳴門のGⅢ「オールレディース第40回渦の女王決定戦競走」は16日、4日間で争われた予選を終了。準優3番勝負に勝ち上がるベスト18が決定した。

喜多須杏奈(33=徳島)は準優ボーダーより下位で迎えた予選最終日。1Rは5コース発進から1M全速強襲。イン先マイした守屋美穂には届かなかったが、3艇をのみ込む豪快ターンで2着確保。2号艇で臨んだ8Rは、手堅く差し追走で2着。得点率18位で準優12Rの6号艇を手にした。

2連率36%の22号機は実は、2節前の当地前回戦でコンビを組んでいる。「素性のメチャいいエンジンではないけど、本体を整備して上積みできている。目立つ部分はないけど乗り心地も悪くなくて戦える状態」と十分仕上がっている。

2024年後期勝率は5・66で4期ぶりにA2に復帰する。「上がれたことは良かったし、その辺はボチボチやっていきます。それよりもまずは準優を頑張ります」。2020年11月の男女W優勝戦(5着)以来の地元優出へ照準を合わせる。

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