山本由伸、渡米後初の負傷者リスト入り 右上腕の張り…4投手入れ替えを球団発表

ドジャース・山本由伸【写真:荒川祐史】

今後は精密検査を受ける予定、遠征メンバーからも外れた

ドジャースは16日(日本時間17日)、山本由伸投手を15日間の負傷者リスト(IL)に入れた。デーブ・ロバーツ監督が本拠地・ロイヤルズ戦前に明言した。戦線離脱するのはメジャー移籍後初めて。その後、球団も発表した。

山本は15日(同16日)の本拠地・ロイヤルズ戦で「右上腕三頭筋の張り」を訴え、2回無失点で緊急降板した。山本は「試合の中で少しずつ張りが大きくなっているのを感じた。先を考えると、良くないかなという判断をした」と説明。試合後、ロバーツ監督はIL入りについて「その可能性が高い」と話していた。

7日(同8日)の敵地・ヤンキース戦では渡米後最多106球の力投。最速98.4マイル(約158.4キロ)を計測し、7回無失点の好投を見せた。当初は中5日で13日(同14日)の本拠地・レンジャーズ戦で先発する見通しだったが、万全で臨むべく中7日に変更していた。

今後は精密検査を受ける予定で、17日(同18日)からの敵地・ロッキーズ4連戦の遠征メンバーから外れる。患部の状態については「そんなに長くなる感覚ではないと思います」と話している。

山本は昨オフ、オリックスからポスティングシステムを利用してドジャース入り。12年総額3億2500万ドル(約512億円)は投手史上最高額だった。今季は14試合登板して6勝2敗、防御率2.92。

また、マイケル・グローブ投手も15日間の負傷者リストに入れた。JP・ファイアライゼン投手、マイケル・ピーターソン投手を昇格させた。ジョー・ケリー投手が60日間のILに移行された。(Full-Count編集部)

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