ええ、角度を変えてみると、全く…なんです
はみ出し具合に思わず笑みが……!猫ちゃんのお茶目なワンシーンが、Xで注目を集めています。投稿したのは、Xユーザーの「@mon_mmmo」さん。
当ポストには2024年6月7日時点で3万9000件を超えるいいねが寄せられ、「ちゃんと入ってる顔だけど、2枚目見て爆笑しましたw」「飲み物飲んでたら吹いてた、かわいい(笑)」といった声が集まるなど、話題となっています。
また記事中では、犬猫の生涯必要経費についてもご紹介します。
※ポストの画像は【写真】をご参照ください。
※今回ご紹介するポストは、投稿者様の掲載許可を頂いております。
※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
おしゃれなハウスに入る、黒猫の「もん」ちゃん
「上から見ると全然収まってなくてかわいいね」というコメントとともに投稿されたのは、2枚の写真でした。
話題となっているのは、元保護猫の「もん」ちゃん。モフモフボディが愛らしい、推定8歳の男の子です。
もんちゃんはこの日、おしゃれなデザインが目を惹くハウスに入っていたようです。1枚目には、ハウスの中からかわいい手を出すもんちゃんの姿がありました。おめめをまん丸にしてこちらを見ていますね。
正面から見ると、もんちゃんはハウスにちょうどよく入っているようにも見えますが……?
ふわふわボディが大胆にはみ出ていました!
2枚目に写っていたのは、ハウスに入るもんちゃんを上から見た様子。傘のような形のハウスからは、黒くてフワフワのボディが見事にはみ出ていました!
想像を超えて「収まりきっていない」姿には、笑みがこぼれてしまうような愛らしさがあります……!そんなお茶目な様子にホッコリした人は多いようで、ポストには瞬く間に3万件を超えるいいねが集まる大反響となりました。
返信欄や引用ポストには「予想以上にはみ出ていらっしゃるww」「1枚目はちゃんと収まってる顔なのに、2枚目で爆笑しましたw癒される」「思っていた以上に収まってなくて、めっちゃ和みました!」など、笑顔になった人からの声が続出しています。
上から見ると全然収まってなくてかわいいね🎪 pic.twitter.com/SYcd3TOZLP
— もんちゃん (@mon_mmmo) June 4, 2024
もんちゃんとの出会いは、保護猫カフェ「あすなろ」さんとのご縁がきっかけ
もんちゃんとの出会いや普段の様子などについて、詳しいお話をうかがいましたのでご紹介します。
――出会いのエピソードを教えてください。
一軒家への引越しを機に「今後、猫を迎える時の参考のために」と思い、保護猫譲渡会を調べて参加しました。気軽な気持ちで譲渡会へ向かいましたが、そこで一際大きくふてぶてしい表情の黒猫のもんちゃんと出会いました。
もともと黒猫への憧れがあったのでもんちゃんは強く印象に残りましたが、今回は今後のための勉強のつもりで見学していたため、トライアルを申し込んでも良いものか会場の隅で1時間以上とことん悩みました。
夫の熱意に後押しされトライアルを申し込んだ時、私たちの様子をずっと見ていてくれていた保護猫カフェあすなろの店長さんが涙を流して喜んでくれたことが忘れられません。もんちゃんを連れてきてくれた店長さんと、決断してくれた夫に感謝しています。
――お名前の由来はありますか?
もんちゃんは保護猫カフェあすなろさんに保護される前から「もんちゃん」と名前がついていたそうで、保護猫カフェあすなろさんに在籍時も「もんちゃん」でした。
とてもぴったりな名前なので、我が家でもそのままの名前で過ごしてもらっています。
――普段はどのような子ですか?
穏やかでのんびりやさんですが、主張はハッキリする子です。お腹が空いたり、甘えたい時は大きな声で「ニャッ!」と話しかけて気持ちを伝えてくれます。コミュニケーションを多くとれる子だなと感じます。
なでなでが大好きで、ふわふわの身体をめいっぱい撫でさせてくれるので、私たちも幸せです。我が家に来てからどんどん甘えん坊になっています。
――自慢のポイントは何ですか?
立派な頬毛が自慢のポイントといいますか、チャームポイントです。頬袋くらい立派で、このふくふく感がたまらなく可愛いです。
あとは、表情豊かな所ももんちゃんの特徴だと思います。ジト目でふてぶてしかったり、まんまるキラキラお目目で可愛らしかったりと、色んな表情を見せてくれます。
もんちゃんと飼い主さんは、保護猫カフェ「あすなろ」の店長さんが、もんちゃんを連れて参加していた譲渡会にて出会われたそうです。
こちらの保護猫カフェでは、現在も、もんちゃんのような新しい飼い主さんを待っている猫がたくさんいます。ご興味がおありの方は、ぜひHP(https://catcafeasunaro.org)をご覧になってみてください。
以上、SNSで話題の猫ちゃんでした。
犬や猫を飼うために必要な「生涯必要経費」
最後に、ペットに関する数字をご紹介していきます。
犬や猫を飼うためには、フードや医療費はもちろんのこと、予防接種費、去勢手術の費用など、多くの経費を必要とします。
一般社団法人ペットフード協会はペット関連企業のマーケティング施策や商品開発を後押ししたり、ペットの飼育率向上を図るため、全国犬猫飼育実態調査を行っています。
「令和5年 全国犬猫飼育実態調査」の結果を元に、犬、猫それぞれの「生涯必要経費」はいったいどのくらいなのか、2021年から2023年のデータをご紹介します。
犬の生涯必要経費は、個体差には大きく左右されない結果に
まずは、犬の生涯必要経費を見ていきましょう。
犬の大きさ別にそれぞれご紹介します。
※()内は平均寿命
※ 犬の年齢ごとに算出した平均支出金額を平均寿命まで足しあげることにより算出
【2021年】生涯必要経費
犬全体:244万8784円(14.65歳)
- 超小型:253万2347円(15.30歳)
- 小型:217万3910円(14.05歳)
- 中型・大型:231万7006円(13.52歳)
【2022年】生涯必要経費
犬全体:251万7524円(14.7歳)
- 超小型:246万8346円(15.31歳)
- 小型:246万133円(14.28歳)
- 中型・大型:305万5401円(13.81歳)
【2023年】生涯必要経費
犬全体:244万6068円(14.62歳)
- 超小型:255万4012円(15.07歳)
- 小型:238万2200円(14.29歳)
- 中型・大型:¥255万9186円(13.86歳)
2023年の中型、大型犬の飼育費用は昨年を下回っています。
特に大型犬の飼育費用は、昨年より約50万円も下回る結果となりました。
続いて、猫の生涯必要経費を見ていきましょう。
猫の生涯必要経費は、内猫と外猫で30万円の差がある
猫の生涯必要経費も見ていきましょう。
内猫(主に室内で飼育)、外猫(主に屋外で飼育)別にそれぞれご紹介します。
※()内は平均寿命
※ 猫の年齢ごとに算出した平均支出金額を平均寿命まで足しあげることにより算出
【2021年】生涯必要経費
猫全体:153万5678円(15.66歳)
- 外に出る:136万2622円(13.75歳)
- 外に出ない:168万8932円(16.22歳)
【2022年】生涯必要経費
猫全体:131万6467円(15.62歳)
- 外に出る:132万3874円(14.24歳)
- 外に出ない:130万1776円(16.02歳)
【2023年】生涯必要経費
猫全体:149万8728円(15.79歳)
- 外に出る:124万9906円( 14.18歳)
- 外に出ない:153万4047円(16.25歳)
2023年のデータでは、内猫と外猫で、生涯必要経費に30万円近くの大きな開きがみられました。
このように、ペットを飼育するには、猫で約150万円、犬で244万円と、決して少なくない費用がかかることがわかります。
迎え入れた家族同然のペットを、その寿命まで飼育するには責任が伴います。
本当に飼い続けられるか、ペットを飼う前によく考えることが重要ですね。
参考資料
- @mon_mmmo
- 保護猫カフェあすなろ
- 一般社団法人ペットフード協会「令和5年 全国犬猫飼育実態調査」