宮舘涼太と佐久間大介、テンポ感抜群のやり取り Snow Manの『ラヴィット!』コンビが深める仲

6月13日放送の『不二家 presents Snow Manの素のまんま』(文化放送)のパーソナリティを宮舘涼太と佐久間大介が務めた。この2人の組み合わせは2023年4月20日放送回ぶり、4度目。久しぶりのラジオとなる宮舘が絶妙なテンションで話している様子を、佐久間が楽しげに笑いながら相打ちを打つ様子が微笑ましい。宮舘にとって初単独出演となったミツカン「麺と鍋。」のCMについてや、佐久間が出演した映画『マッチング』のDVD&Blu-ray発売について、リスナーがショートカットにしたという話など、様々な話題をテンポよく話して番組を盛り上げた。

この2人といえば『ラヴィット!』の火曜日レギュラーと『夜明けのラヴィット!』(ともにTBS系)のレギュラーを交互に務めているコンビ。同じ番組で切磋琢磨しているからか、息の合い具合もピッタリだ。例えば、6月12日にSnow Man公式YouTubeチャンネルにアップされた動画「【ピラティスで癒されろ!】実は最近…筋肉痛でして 笑」でもそれが発揮されている。同動画では、目黒蓮、深澤辰哉とともにピラティスにチャレンジした佐久間と宮舘。ボスボールに片足を乗せてバランスを取りながら上半身を捻るというトレーニングをしている最中、両腕を広げた佐久間がカメラに向かって「ほらおいで。飛び込んでおいで。俺が抱きしめてやるよ」とアピールすると、宮舘は間髪を入れずに「OK」と返答していた。さらに佐久間は「そっち!?」と素早く反応し、テンポ感抜群のやり取りをしていたのだった。

この息の合い具合は、前回コンビを組んだ『不二家 presents Snow Manの素のまんま』の頃から健在だ。番組冒頭、『ラヴィット!』で番組内コーナー「お試しSnow Man」でロケに行った話をしていた2人。その様子を楽しげに語っている中、ロケ中に家族連れから声をかけられたという話題が上がる。宮舘が語る様子を佐久間は相槌を打ちながら聞いていたが、途中で「さっくん、舘様!」と掛けられた言葉を不意に声を合わせて話す場面があった。その後も、楽しげなやり取りを展開した宮舘と佐久間。『ラヴィット!』のレギュラーを通して息がさらに合うようになったのか、長年築いてきた関係性あってこそなのか、微笑ましい関係性を披露していた。

そもそも2人の人間性を考えると、根本的に気が合うのかもしれない。一見すると佐久間は賑やかなタイプで、宮舘はどっしりと構えているタイプに思えるがそれだけではない。佐久間が1人でパーソナリティを務めている2023年12月9日放送の『Snow Man 佐久間大介の待って、無理、しんどい』(文化放送)で、佐久間は阿部亮平の誕生日を宮舘と3人で祝ったという裏話を披露していた。阿部の誕生日当日、急遽食事に行くことになり、宮舘に声をかけたところ「いいね」と二つ返事だったそう。佐久間は「意外とね、館様ってねフットワーク軽いのよ」と話していた。こうした宮舘のノリの良さも佐久間の人柄にフィットしているのかもしれない。

様々な場面で相性の良さを見せてくれている佐久間と宮舘。デビュー前の一時期はギクシャクしていたこともあったようだが、「まさに雨降って地固まる」。これからも微笑ましい関係性を見せてファンを楽しませてくれるのだろう。

(文=高橋梓)

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