「責任は誰かが取らなければ」自民内部から公然と首相責任論吹き出す…岸田氏はG7から帰国

岸田首相は、イタリアとスイスの訪問から16日に帰国した。

G7(主要7カ国)首脳会議が開かれたイタリアを訪れたあと、スイスでの平和サミットにも出席した岸田首相は、16日午後に政府専用機で羽田空港に到着した。

今の国会の会期は23日までで、岸田首相は、初めてとなる党首討論など最終盤の国会の攻防に臨む。

こうした中、政治資金問題への対応をめぐり、自民党の国会議員が公然と岸田首相の責任論に言及した。

自民党 麻生派・斎藤洋明衆院議員:
リーダーの責任ということも、私は大いに議論されるべきだと思っている。岸田総裁は、岸田総裁の考えのもとに頑張っているが、今、こういう状況に至った責任は、最終的に誰かが取らなければいけないものだ。

麻生派の斎藤洋明議員が、新潟・新発田市で述べたもので、斎藤氏は、9月の総裁選で「真に自民党を改革できるような候補を応援したい」とも語った。

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