蒲生美智留(内田理央)が悩みや欲望を抱える人々を操り…土ドラ『嗤う淑女』松井玲奈、大東駿介、内藤秀一郎が出演!各話ゲストも発表

土ドラ『嗤う淑女』に、松井玲奈さん、大東駿介さん、内藤秀一郎さん、各話ゲストとして、小島藤子さん、青木さやかさん、宮田俊哉さん、円井わんさん、武田航平さん、前田拳太郎さんの出演が発表されました。

“どんでん返しの帝王”と呼ばれるベストセラー作家・中山七里さんの超人気シリーズを連続ドラマ化した、内田理央さん主演、土ドラ『嗤う淑女』(7月27日スタート!/東海テレビ・フジテレビ系)が放送されます。

人生にまつわるすべてのコンサルタントを生業とする稀代の美しき悪女・蒲生美智留(内田理央)が、悩みや欲望を抱える人々を操り、次々と地獄へと陥れていく震撼のサイコサスペンス。

各話に登場する個性派ゲストたちは、どのように美智留に翻弄され、どのような破滅をむかえるのか?最後の最後まで目が離せない予測不能な“どんでん返し”の結末とは――。

土ドラ『嗤う淑女』は、7月27日(土)スタート!毎週土曜23時40分より、東海テレビ・フジテレビ系で放送されます。

<役どころ紹介> <役どころ紹介>

野々宮恭子(ののみや・きょうこ/32)…松井玲奈

主人公・蒲生美智留(内田)の従妹で中学の同級生。17年ぶりに再会した美智留のもとで、アシスタントとして働いている。

美智留の危険な本性を察知し、恐れている。救いを求めて美智留を訪れる相談者たちが、破滅へ向かおうとするのを止めようとしていたが、次第に自身も美智留の支配から逃れられなくなっていく。

中学時代に難病と診断されたが、美智留からの骨髄移植で完治。その義理もあってか、美智留の力になりたいと強く願うようになり、重大な事件に関わった過去を持つ。

その記憶が、美智留との再会により呼び覚まされ、複雑な感情の中で揺れ動き…。

<松井玲奈 コメント>

些細な言葉の言い回しで自分のことをよく考えてくれている人だと、深く信用したり信頼に値すると思
ったりしてしまう。そこに、この作品の面白さがあると感じています。

藁(わら)にもすがる思いのときは、言葉の端に潜む甘い罠にかかりやすいものです。ふと自分の日常を振り返ってみても、気づかないうちに誰かの手のひらの上で踊らされている、なんてことがあるかもしれません。

私が演じる恭子は、何かにずっと怯えている役どころ。彼女の恐怖の根源はどこにあるのか、視聴者のみなさんには俯瞰(ふかん)的な目線を持ちながら、この物語がどこへ向かうのか考察しながら楽しんでいただけたら、うれしいです。

麻生(あそう/38)…大東駿介

警視庁捜査第一課の刑事。複数の事件の背後にちらつく美智留を執念深く追いかける。

やがて、美智留と恭子を深く結びつけている17年前の事件にたどり着く。その捜査がきっかけとなり、恭子の運命は大きく狂わされることに…。

<大東駿介 コメント>

『嗤う淑女』を追う刑事、麻生を演じさせていただきます。

毎話台本をいただくたびに、人間の心の傷みや欲を掌(てのひら)で転がし、言葉巧みに操る蒲生美智留に、いつしか引き込まれています。

僕自身、いち視聴者として、演者として、麻生とともに、蒲生美智留とは何者なのか、突きとめたいと思います。

青木真太郎(あおき・しんたろう/27)…内藤秀一郎

美智留の捜査に突っ走る麻生刑事の行動に、当初は疑問を持ちつつも、徐々に巻き込まれていく。

思ったことは、そのまま口にしてしまう素直な性格。

<内藤秀一郎 コメント>

ずっと挑戦してみたい役が刑事だったので、お声がけいただいたときは、すごくありがたく思う気持ちと、正直、いただけたことに驚きました。みなさんの足を引っ張らないように、刑事「青木」役を楽しみたいと思います!

<各話ゲスト紹介&人物相関図> <各話ゲスト紹介&人物相関図>

第1話ゲスト 鷺沼紗代(さぎぬま・さよ/32)…小島藤子

野々宮恭子(松井)と高校の同級生。大手都市銀行の帝都銀行に勤めている。

職場でたまったストレスを、高級ブランド品を買うことで解消しているが、そのため多額の借金に追われ、生活は破綻している。

同窓会で恭子と再会し、コンサルタントの美智留を紹介される。そこで美智留の天才的な話術と美貌に魅了され、破綻した生活からの救いを求める。しかし、美智留が導く先にあったのは、犯罪行為と破滅の運命だった…。

<小島藤子 コメント>

これから段々と暑くなる季節。少し涼しい気分になれる、夏にぴったりのスリリングな作品に参加させていただけて、うれしいです。

登場人物全員が内田さん演じる美智留の術中にはまっていく姿はとても滑稽で、怖くて、どこか爽快です。私も全力で振り回されたいと思います。

第2、3話ゲスト 古巻佳恵(ふるまき・よしえ/47)…青木さやか

夫と2人の娘と暮らす主婦。夫は、長年勤めていた商社をリストラされてから、小説家を目指すと言って2年間働かず、佳恵のパート収入でまかなう家計は苦しい。

それでも夫は高圧的な態度で、家庭内には重苦しい空気が漂っている。そんなとき、パート仲間に美智留を紹介され、助けを求める。しかしそれは、二度と引き返せない家族崩壊への入り口だった…。

<青木さやか コメント>

家族の中でバランスを保ち、自分を甘やかす時間も余裕もなく、家族のために懸命に働き、いつだって家計のことを一番に考えている主婦。

はじめて台本を読んだのは、近所のファミレス。長居して台本を覚えようと意気込んでいたのだが、最後まで読んで、あまりの衝撃に早々に帰宅しました。

ありえない話ではないような気がするところが、恐ろしいのです。ぜひ、ご覧ください。

第4話ゲスト 神崎ドグマ(かんざき・どぐま/33)…宮田俊哉

配信討論番組『言論クラッシュ』出演者。決めゼリフは「まさに、自業自得ですね」。

言論界のヒーローともてはやされているが、実際は相手の弱みを暴露する方法で論点を上手くすり替えている。

元の姿は徳間昇というさえない男で、視聴者の1人だった。憂さ晴らしに書き込んだ討論者の悪口コメントが、美智留の目に留まり、「人と違う知性がある」ととりこまれる。

美智留の指示通りに振る舞い、有名になるが、やがて破滅への道を歩き始めることに…。

<宮田俊哉 コメント>

神崎ドグマを演じさせていただけることになりました。

オファーをもらったときに、僕自身今まで演じたことのない役柄で、とてもワクワクしたのと同時に、この作品を経験することで芝居の幅が広くなる挑戦だ!という思いがわいてきました。僕の新たな挑戦を、ぜひ楽しみにしていてください。

第5話ゲスト 二森玲夏(ふたもり・れいか/31)… 円井わん

両親と妹の4人家族。会社を辞めて無職のまま1年が経つ。収入がないまま、韓国スター「シム・ドユン」の推し活にはまり、写真集やグッズの購入に貯金のすべてをつぎ込んでいる。

ときに代金を肩代わりされる家族とはたびたび衝突し、解決策を求め、美智留と会う。「金はただの道具。使えば使うほど、循環し、大きなものとなって帰ってくる」。

美智留に自分の生き方を肯定され、推し活に歯止めがきかなくなっていき…。

<円井わん コメント>

中山七里先生の小説『嗤う淑女』がドラマ化で、作品の面白さにひかれたこと、俳優として前にも後にもないかもしれないチャレンジングな役柄で、この役は自分がやりたいと思いました。

役を通して視聴者のみなさんの感情をどこまでかき乱せるか、と、試行錯誤中です。撮影に入るのにドキドキしてますが、精一杯やりきりたいと思います。

第6話ゲスト 武田良平(たけだ・りょうへい/39)…武田航平

フリーの週刊誌記者。世間を騒がすスクープ記事を書いたが、その証言者が売名のために嘘をついていたことがわかり、廃業の危機に追い込まれる。

起死回生のネタを探し、過去の事件を調べるうちに美智留にたどり着き、闇を暴こうとする…。しかし、逆に巧みな話術で懐柔され、窮地にあることを見抜かれる。

救いを求める武田は、美智留からさらに過激ででたらめなブログ記事を書き、新たな真実を作り出すように指南されて…。

<武田航平 コメント>

武田良平役を演じさせていただきます、武田航平です。名前もほぼ一緒ということで、縁を感じました。

役どころとしては、フリーランスの記者。現代社会において注目を浴びることが多くなった職業です。武田がどんなふうに絡んでいくのか、どんなやりとりが行われるか、互いの腹のさぐりあいからはじまり、最終的にどうなるのか…なかなかハードな心理戦です。

沼ること間違いなしの必見のドラマ!ぜひ、楽しみにしていただけたら幸いです。

第7、8話ゲスト 野々宮弘樹(ののみや・ひろき/27)… 前田拳太郎

野々宮恭子の弟。マスコミへの就職を目指していたが、すべての試験に落ち、大学卒業後は父親が経営する産廃処理場を手伝っている。厳しい経営状況で小遣い程度の給料しかもらえないうえ、仕事の失敗をたびたび叱責され、家族への不満が募っている。

両親と3人で暮らしていたが、姉の恭子が美智留を連れて実家に帰ってきて、奇妙な共同生活が始まる。そんな日々で、恐ろしい信念が芽生えていき…。

<前田拳太郎 コメント>

もともと、ミステリー原作のドラマに出演したいと思っていたので、今作に出演が決まったときはとてもうれしかったです。僕が演じる野々宮弘樹は、家族から蔑(さげす)みを受けていて、鬱屈した思いを抱えているという役どころで、今まで自分が演じてきた役とギャップがあり、かなり役作りに苦戦しています。

ですが、ストーリーに大きく関わってくる役なので、精一杯演じたいと思います。みなさん、ぜひ放送を楽しみにしていてください。

<ストーリー> <ストーリー>

小さなコンサルティング会社で働いている野々宮恭子(松井玲奈)の前に、17年ぶりに現れた蒲生美智留(内田理央)。

あまりの美しさに動揺する周りの社員たちに対し、いきなり会社を買い取ったと告げ、恭子以外の全員を解雇する。

2人きりになったオフィスで美智留に見つめられる恭子。2人だけが知る17年前の事件の秘密がよみがえり、震えが止まらない。

大手都市銀、帝都銀行に勤める鷺沼紗代(小島藤子)は、華やかなブランド品に囲まれた私生活を送り、周囲から勝ち組と思われていた。しかし、それは虚飾にまみれたもの。仕事のストレスを高額の買い物でしか発散できず、多額の借金を重ねていた。

そんなとき、高校の同級生、恭子と再会する。そして、お金や人生に関するすべてをコンサルティングしているという美智留を紹介される。

美智留は、天才的な話術と洞察力で、紗代の苦しい境遇を次々言い当てる。すっかり魅了され、涙を流しながら助けを求める紗代に、美智留はささやく。

「あなたの敵は誰ですか?ストレスの原因である帝都銀行に責任をとってもらえばいいんです」

美智留は架空口座を作って、銀行の金を一時的に借りるべきと横領を提案する。その金でいったん借金を返し、またあとでボーナスなどから口座に金を戻せばいい、気づかれなければ大丈夫、と――。

指示通り、あっという間に借金を返済する紗代。

「美智留さんは私にとって女神様です!」

喜ぶ紗代に美智留は改めて、誰にも気づかれないうちにボーナスから金を返すように念を押す。

しかし、さらに増していく仕事のストレスから、紗代は再び買い物にのめりこみ、ホストクラブにまで通い始める。横領の額は減るどころか増え続け…。

美智留に操られアシスタントを務めさせられている恭子は、破滅へと突き進む紗代を止めようとするが、ことごとく美智留に阻まれる。そして、次第に自分自身も美智留の虜となっていき――。

<番組概要> <番組概要>

『嗤う淑女』(全9話)

放送日時:7月27日(土)~スタート!

毎週土曜23時40分~

企画:市野直親(東海テレビ)

原作:『嗤う淑女』 中山七里 (実業之日本社文庫)

脚本:泉澤陽子 継田淳

演出:松木創(共同テレビ) 淵上正人(共同テレビ) 本間利幸

プロデューサー:河角直樹(東海テレビ) 鵜澤龍臣(東海テレビ) 高橋眞智子(共同テレビ)

(敬称略)

制作:東海テレビ 共同テレビ

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