大谷の2打席連発の裏で……“MVPトリオ”の一角ベッツが左手に死球を受けてゲームから退く

現地6月16日のドジャース対ロイヤルズのゲームは、大谷翔平の2打席連続弾もあって7回終了時点でドジャースが3対0でリードしている。だが、その裏で”MVPトリオ”の一角ムーキー・ベッツが死球を受けてゲームから退き、心配の声が広がっている。”事件”が起こったのは7回だ。ロイヤルズの2番手投手ダン・アルタビラが2ー2から投じた97.9マイルの4シームが、ベッツの左手にまともに直撃した。打席から転がり出たベッツは痛みのあまりしばらく起き上がれず、しばらくゲームは中断。代走にミゲル・ロハスが送られ、ベッツはゲームから退いた。

ベッツ、大谷、それにフレディ・フリーマンの”MVPトリオ”は、まさに今季ドジャースの中核。その一角たるベッツが抜ければ戦力大幅ダウンは必至なだけに、大事に至らなければいいが……。

構成●SLUGGER編集部

© 日本スポーツ企画出版社