大谷翔平4試合ぶり18号 センター左へ約137・5mの特大先制弾

3回に先制ソロを放ったドジャース・大谷翔平(ロイター=USA TODAY Sports)

ドジャース・大谷翔平投手(29)は16日(日本時間17日)に本拠地ロサンゼルスでのロイヤルズ戦に「2番・DH」で先発出場し、3回に4試合ぶりの一発となる18号先制ソロを放った。

打った瞬間だった。父の日のドジャー・スタジアムが大歓声に包まれたのは0―0の3回一死無走者だった。相手先発は右腕シンガー。カウント2―1からの4球目、真ん中低めの92・5マイル(約148・9キロ)のシンカーを引っ張らずに振り抜いた。角度27度、打球速度114・3マイル(約183・9キロ)の弾丸ライナーは中堅左に飛び込んだ。飛距離451フィート(約137・5メートル)の特大弾だった。

初回に兆しはあった。一死無走者はフルカウントからの6球目、内角低めのスライダーをフルスイングするも右翼ポール際への大ファウルだった。7球目の真ん中低めのシンカーを見極めて、四球で歩いた。

試合前、ロバーツ監督は最近、ゴロアウトが目立つの大谷の打撃について「ショウヘイは少し、ローテーション(回転)しすぎに見える。そうなってくると、打球はグラウンドに行きやすく、フィールド1/3しか使わなくなる」と語っていたが、しっかり修正した。

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