イングランド代表指揮官、チームを勝利に導いたベリンガムを絶賛「彼は自分で脚本を書いているようだ」

イングランド代表を率いるガレス・サウスゲート監督が、セルビア代表戦で決勝弾を決めたMFジュード・ベリンガムを称賛した。16日、イギリスメディア『BBC』が同監督のコメントを伝えている。

EURO2024・グループC第1節が16日に行われ、セルビア代表とイングランド代表が対戦した。試合は、序盤からボール保持率を高めるイングランド代表が13分に先制。右サイドの裏に抜け出したブカヨ・サカがクロスを上げると、相手に当たったボールにベリンガムが頭で飛び込みネットを揺らす。後半はセルビア代表に押し込まれる時間が増加したイングランド代表だったが、最後まで1点を守り切ってゲームは終了。今大会初戦を白星で飾った。

試合後のインタビューに応じたサウスゲート監督は、「他の結果になるとは思っていなかった」とゲーム開始前から勝利を確信していたと主張。一方で、「私たちは上手くプレーし、ダイレクトな戦い方を得意とする相手と対戦した。前半のようなプレーができたことに満足している」と述べつつ、「チャンスを作れていたのだから、2点目を取るべきだっただろう」と反省も口にしている。

また、チームを勝利に導く決勝ゴールを挙げたベリンガムについては、「彼は自分で脚本を書いているようだ。彼は注目されることを喜んでいるし、期待に応え続けている」と絶賛。続けて、「彼は試合で素晴らしいプレーを見せたし、私たちの両サイドの選手と中盤の選手たちも彼の周りでうまくプレーしていた」と同選手を中心とした攻撃陣の働きを高く評価した。

© 株式会社シーソーゲーム