槙野智章に「いらない」の声が!神戸戦来場も不評買った理由とは

槙野智章氏 写真:Getty Images

かつてサンフレッチェ広島、浦和レッズでプレーしていた日本代表OBの槙野智章氏は、現在サッカー解説者やヴィッセル神戸のエヴァンジェリストとして活躍。今月16日開催の明治安田J1リーグ第18節(神戸対川崎フロンターレ)で国立競技場に来場したが、インターネット動画配信サービス『DAZN』の解説者から不満の声が挙がっている。

神戸対川崎のキックインセレモニーに登場した槙野氏。試合球をもってピッチサイドに姿を現すと、ボールを置いた直後に両足を広げて右手を胸に当てるパフォーマンスを披露。DAZN解説者の林陵平氏は「何かやってほしいですね」と言いつつも、「あー、いらないいらない。槙野それは…」とダメ出し。実況アナウンサーは、主審が日本人ではなく、ポーランド出身のダミアン・シルヴェストジャク氏であることを指摘していた。

このシーンは、Jリーグ公式Xアカウントなどを通じて瞬く間に拡散。「槙野さん、面白い!」「現役時代さながらのパフォーマンスだ!」などと反響を呼ぶ一方で、「滑っているけど…」「本当にいらないパフォーマンス」などといった否定的な意見も挙がっている。

槙野氏は今月6日に行われたFIFAワールドカップ北中米大会アジア2次予選のミャンマー戦で解説を担当。DF橋岡大樹(ルートン・タウン)に対する言及が比較的多かったほか、FW上田綺世(フェイエノールト)やパリ五輪U23日本代表候補FW細谷真大(柏レイソル)のプレースタイルに対する「上田や細谷は、センターフォワードとしてボールを引き出せない」という私見、それに「デザインされたプレー」という言葉を頻繁に用いながら、セットプレーからの得点が少ない点を指摘したことで物議を醸していた。

神奈川県社会人1部リーグの品川CC横浜を率いるなど、指導者としてのキャリアもスタートさせている槙野氏。日本代表戦に関するコメントで批判を浴びていただけに、神戸戦での振る舞いに対しても一部から厳しい声が湧き起こっている。

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