死球骨折のベッツに代わる1番打者は大谷翔平か ロバーツ監督「それが私の第1の考え」

 試合後の会見で報道陣の質問に答えるロバーツ監督(撮影・小林信行)

 「ドジャース3ー0ロイヤルズ」(16日、ロサンゼルス)

 ドジャースのムーキー・ベッツ内野手が七回の打席で左手甲に死球を受けて負傷交代。検査の結果、左手骨折が判明した。

 ロバーツ監督は試合後の会見でベッツの負傷について言及。「復帰時期は分からない」とし、ベッツの代役としてロハスとK・ヘルナンデスの名前を挙げた。さらに、2番大谷の打順を上げる考えを問われると、「それが私の第1の考えだ」と、「1番大谷」を否定しなかった。

 今季の大谷は出場70試合のうち69試合に2番で出場。ベッツが休養のために欠場した5月18日のレッズ戦で1番を務め、4打数無安打だった。

 メジャー7年間の打順別の通算成績は1番が64試合、打率・265、14本塁打、34打点、OPS・882。最も高いのは2番で308試合、打率・286、93本塁打、204打点、OPS1.001。あす17日から敵地デンバーで始まるロッキーズ4連戦のラインアップに注目が集まる。

© 株式会社神戸新聞社