「虎に翼」小橋がまたも「覚えたからな!」と恫喝され ネットも法廷劇思い出しクスクス笑い【ネタバレ】

 伊藤沙莉

 17日に放送されたNHK連続テレビ小説「虎に翼」では、寅子(伊藤沙莉)ら家庭裁判所の面々が、町中にあふれる戦争孤児たちの視察にでかける。そこで小橋(名村辰)が子どもから「顔は覚えたからな!」と、どこかで聞いたことのある?捨てゼリフを浴び、ネットも笑いが起こった。

 この日の「虎に翼」では、家庭裁判所が無事発足し、寅子は最高裁判所長官の星(平田満)から家庭裁判所判事補と最高裁判所家庭局事務官の兼務の辞令が出される。ついに裁判官への一歩を踏み出した。

 星は、寅子へ「ねじ曲がってしまった子どもたちと立派に対峙してくれるだろう。戦争の一番の被害者だ」と戦争孤児たちへの対応を求める。それを受け寅子ら家庭裁判所の面々は、上野に視察に行く。

 犯罪に手を染めるしか生きていく方法がない子どもたち。その視察中、小橋が子供に財布をすられてしまう。すった子供は、ボス格の子・道男に財布を渡し、それを見た寅子は道男を追いかけると、そこに「轟法律事務所」の看板を見つける。

 中に入るといたのはよね(土居志央梨)と轟(戸塚純貴)。喜ぶ寅子だったが、よねは「近寄るな」と寅子を拒絶。「顔を合わせるのは今日は最後」ともいい、轟は「今日は虫の居所が悪いようだ」ととりなす。

 すると事務所の外では大声が。財布をすった子をつかまえた小橋が、ボス格の子に顔をつかまれ「あんた、小橋って言うんだな。覚えたからな」と吐き捨てられていた。

 「覚えたからな」という捨てゼリフは、かつて、法廷劇をめちゃめちゃにした小橋がよねから「お前の顔、覚えたからな」と言われたことを彷彿とさせる。ネットもそれを覚えており「いつかよねちゃんが小橋に言っていた『お前の顔、覚えたからな』、今日また道男が小橋に言っていてw」「また顔を覚えられる小橋」「大学でよねさんが裁判劇を小橋に邪魔された時の『その顔覚えたからな!』を思い出した」「よねさんと同じことをひったくり少年からも言われる小橋。お前の名前覚えたからな!小橋、!ファイトー!」などの声が上がっていた。

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