17日(月)は、南西諸島から九州・四国にかけては雷をともなった非常に激しい雨が雨が降るところがあるでしょう。雨雲は18日(火)には近畿や関東にもかかる見込みです。
17日午前6時の天気図です。日本の南海上には梅雨前線があり、九州の南にかなり近づいているような状態です。特に九州南部や奄美では前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むなどし、大気の状態が非常に不安定になりそうです。
17日の雨と風の予想ですが、昼過ぎからは東シナ海から雨雲が九州に達し、夜遅くには激しい雨の降るところがありそうです。
18日は、前線上の低気圧が東に進む見込みで、未明は四国で、日中は近畿・東海・関東で雨が強まるでしょう。
18日午前6時までの24時間に予想される降水量は、多いところで
九州南部 250ミリ
四国地方 180ミリ
九州北部地方 150ミリ
奄美地方 120ミリ
近畿地方 100ミリ
東海地方・沖縄地方 80ミリ
その後、19日(水)午前６時までの24時間に予想される降水量は、多いところで
東海地方 300ミリ
関東甲信地方 150ミリ
近畿地方・四国地方・沖縄地方 120ミリ
九州南部・奄美地方 80ミリ となっています。
南西諸島や西日本では18日にかけて、東日本では18日は土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒、注意をしてください。
19日以降梅雨前線はいったん南下し、今回の雨が長続きすることななさそうですが、大気の状態が非常に不安定になるなどし、局地的に雨が強まるおそれがあります。
本格的な梅雨のシーズン前でも、最新の気象の情報に注意を払うようにして大雨に備えるようにしてください。
