タイガース・前田健太が5回4失点で3敗目 防御率は6.02に悪化

【タイガース1-4アストロズ】@ミニッツメイド・パーク

日本時間6月17日、タイガースは敵地ミニッツメイド・パークでのアストロズ3連戦の最終戦を迎え、8回表二死まで無安打に封じられるなど、1対4で敗戦。3連戦を1勝2敗の負け越しで終え、借金3となった。アストロズ先発のロネル・ブランコは94球で7イニングを無安打に抑える快投を見せ、7勝目(2敗)をマーク。タイガース先発の前田健太は2回までに4点を失い、5回94球を投げて被安打5、奪三振1、与四球2、失点4という内容で3敗目(2勝、防御率6.02)を喫した。

今季12度目の登板となった前田だが、不安定な立ち上がりをアストロズ打線に攻められ、1回裏一死1塁から暴投でピンチを招くと、ヨーダン・アルバレスのタイムリーで先制点を献上。2回裏には二死1塁から四球を与えてピンチとなり、ホセ・アルトゥーベに11号3ランを浴びた。3回裏と4回裏は先頭打者を出塁させたが、いずれも併殺打を打たせて打者3人で無失点。5回裏は初めて三者凡退に抑えたものの、球数が94球に達していたため、この回限りで降板した。

反撃したいタイガース打線だったが、アストロズ先発のブランコの前に7回まで無安打。8回表二死からウェンシール・ペレスがようやくチーム初安打を放ち、9回表一死1塁からアンディ・イバニェスのタイムリー二塁打で1点を返したが、後続が倒れて1対4で敗れた。5回5安打4失点の前田は3敗目。今季12試合に先発してクオリティスタートはわずか2度しかなく、防御率は試合前の5.89から6.02へと悪化した。

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