中国ラオス鉄道、1~5月の貿易貨物量31%増

中国ラオス鉄道、1~5月の貿易貨物量31%増

河南省鄭州市の圃田駅で出発を待つ中国ラオス鉄道の国際貨物列車。(4月11日撮影、鄭州=新華社記者/呉剛)

 【新華社昆明6月17日】中国雲南省の昆明税関はこのほど、中国とラオスを結ぶ「中老鉄路」で輸送され、今年1~5月に同税関を通過した輸出入貨物量は230万トンに達し、前年同期比31.0%増加したと明らかにした。1~5月の運行本数は30.6%増の3076本となった。

 国境地帯にある磨憨(モーハン)鉄道口岸(通関地)建設の進展、輸入果物、食糧、チルド水産物の指定監督管理施設の相次ぐ稼働に伴い、中国ラオス鉄道が輸送する輸出入貨物の品目は3千品目余りに増加した。1日当たりの列車運行本数は開業当初の2本から20本に増え、月間の貨物輸送量は開業初月の4万1千トンから40万トン以上に急増した。

 中国の機械電気製品、太陽光発電製品、ラオスやタイの天然ゴム、熱帯果実などが鉄道を利用して輸出入され、両国間の経済貿易関係を促進している。

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