熱中症の可能性も 能登半島地震で復旧作業中の60代男性 屋根から用水路に転落し意識不明 石川・七尾市

16日午前、石川県七尾市能登島の地震の被害を受けた住宅で、屋根の修理をしていた60代の男性が用水路に転落し意識不明の重体となっています。

16日午前8時47分ごろ、七尾市能登島曲町で「用水路に人が倒れている」と近くに住む人から消防に通報がありました。

警察などによりますと、60代の男性が地震で壊れた屋根の修理を行っていたところ、用水路に転落し意識不明の状態で病院に運ばれました。

男性は壊れた瓦を取り替える作業をしていたとみられ、深さおよそ1メートルの用水路に落ちたということです。

16日の七尾の最高気温は27.2度と7月上旬並みの暑さで、警察は熱中症の可能性もあるとみて当時の状況を調べています。

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