16日 海に転落した6歳児をフィリピン人男性が救出

16日夕方、福岡市の箱崎ふ頭で、足をすべらせ海に転落した男の子を、近くにいたフィリピン人の男性が海に飛び込み、救い出しました。

福岡海上保安部によりますと、16日午後5時すぎ、福岡市東区の箱崎ふ頭で、家族5人で魚釣りに来ていた博多区の6歳の男の子が、父親が目を離した間に岸壁から足をすべらせ、2メートル下の海に転落しました。

近くで釣りをしていた26歳のフィリピン人技能実習生、リベラ・マーク・アンソニー・オベナさん(福岡市東区在住)が海に飛び込み、男の子の体を確保すると、父親や周囲の人が投げ入れたロープや、たも網を頼りに、男の子とともに岸壁によじ登りました。

男の子は病院に運ばれたものの、けがはなかったということです。

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