橋下徹氏「大阪の知事選挙の方がはるかにレベルが高い」公約発表から告示までわずか2日、議論深まるか?

 橋下徹氏

 元大阪市長で弁護士の橋下徹氏が17日、フジテレビ系「めざまし8」で、20日に告示される東京都知事選挙について、「大阪の知事選挙の方がはるかにレベルが高いですよ」と訴えた。

 この日は20日に告示、7月7日投開票の都知事選について特集。公約については小池百合子都知事、対抗馬とされる蓮舫氏ともに18日に発表するとしている。

 お互いの動きを見合うような選挙戦に、橋下氏は「都民の皆さん、こんな都知事選でいいんですかね?」と首を傾げ「これだけは自信を持って言えるのは、大阪の知事選挙の方がはるかにレベルが高いですよ」と訴えた。

 橋下氏は「大阪だと、1カ月前以上から候補者が公約を出して、大激論して、メディアで取り上げてコメンテーターがー文句をどんどん言って選挙を迎える」と説明。

 その上で「蓮舫さんはチャレンジャー。早く都政ビジョンを、チャレンジャーなんだから早く出さないといけない」と指摘し、「一方小池さんは現職であったとしても、民主国家の選挙運動は、対立候補者と対等。小池さんは自分がやった都政をチェックを受けるためにも、新人候補者と同じテーブルで議論しないといけない」ともコメントした。

 18日に公約を発表すれば告示まではわずか2日。「告示に入ってしまうと、2人の公約だけを取り上げるわけにはいかなくなる」とし「となると、都知事選、都民の皆さん、公約をある意味取り上げられるのは2日だけ。こんな都知事選でいいのかなって。今日でもいいから早く出して議論してほしい」と呼びかけていた。

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