朝ドラ『虎に翼』の戦争孤児・道男役に和田庵!

放送中の連続テレビ小説『虎に翼』にて、レプロエンタテインメント所属の俳優・和田庵(わだ・いおり/18)が、戦争孤児の〈道男役〉で第12週から出演する。道男は戦争孤児のリーダー的存在で、寅子が一時的に引き取って、猪爪家に居候する事になるが波乱を巻き起こしていく、とても重要な役どころとなっている。

そんな和田は、2021年に公開された映画「茜色に焼かれる」(石井裕也監督)で、主人公の息子・田中純平役にオーディションで抜擢。その演技が評価され、映画賞では“第95回キネマ旬報ベスト・テン”で新人男優賞、“第76回毎日映画コンクール”でスポニチグランプリ新人賞、“第35回高崎映画祭”で最優秀新人俳優賞と、16歳にして新人賞“3冠”を受賞する実力俳優だ。

『虎に翼』で演じる道男では、不器用ながらも根は優しい青年を演じている。主人公の寅子達とどう絡んでいくのか…。そんな和田の朝ドラ初出演作、今後の展開にも注目だ!

~6月17日(月)OA、第12週・56話あらすじ(以下ネタバレを含みます)~
ついに家庭裁判所が発足され、寅子は東京家庭裁判所判事補兼・最高裁判所家庭局事務官として働くことになる。戦争で親を亡くした孤児たちをどうするかが社会問題となっており、終戦から3年が済んでも路上には孤児たちが溢れていた。
そんな中、寅子を含む家庭局の面々が視察の為、上野を訪れている最中に職員の一人が財布を盗られる。追いかけた先に、戦争孤児のリーダー的存在の道男(和田庵)と出会う。道男が逃げた先はなんと轟とよねが居る轟法律事務所だった。SNSでは「道男くんのやさぐれ具合がとても良い」「ニューフェイスの道男に期待している」「この道男くんがキーマンになるのかな?」と早くも注目が高まっている。

~第11週までのあらすじ~
戦後、家族(兄・夫・父)を亡くした寅子だったが、そんな寅子の目の前に飛び込んできたのは新しい「日本国憲法」の記事だった。新しい日本の憲法に希望を見出した寅子は、法曹会館に訪れ、司法省で働く事になる。人事課長の桂場はGHQからの通達を受け、家庭裁判所設立に向け動き出す。そこで、寅子は家庭裁判所設立準備室に異動する事になるが…。

◆連続テレビ小説『虎に翼』
主演は伊藤沙莉。日本史上初めて法曹の世界に飛び込んだ、一人の女性の実話に基づくオリジナルストーリー。困難な時代に立ち向かい、道なき道を切り開いてきた法曹たちの情熱あふれる姿を描く。(公式HPより)

【和田庵(わだ・いおり)プロフィール】
2005年8月生まれ。東京都出身。
8歳から芸能活動を始め、映画「ミックス」で俳優デビューを果たす。
その後、フジテレビ「隣の家族は青く見える」やHBOアジア「フォーロア:TATAMI」に出演し、活躍の場を広げる。13~15歳の時には語学留学と人間力を高める為にカナダに留学。
特技は中学1年生から始めたスケートボード。

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