建学の心受け継いで 上越高 生徒寮で開館式 名称は「継心館」

参加者が「継心館」の看板と記念撮影

上越市寺町3の上越高(風間和夫校長)は15日、生徒寮「継心館」(同市御殿山町)の開館式を行った。

生徒寮は創立120周年事業として建設。3棟で構成され、3月末から5月末にかけて順次完成した。現在は市外や県外から入学してきたサッカー部員93人が入寮している。

名称は生徒や保護者から公募し決定。同校の建学の精神を受け継いでいってほしいとの願いを込めた。

開館式は来賓に中川幹太上越市長や建設に関わった業者らを招き、寮の食堂で実施。同校を運営する学校法人古川学園の古川泰男理事長は「寮生活で心身を鍛え、立派な成果を上げて故郷に良い便りを伝えてほしい。上越高の心を受け継ぎ、後輩たちに伝えていってほしい」とあいさつした。

寮生を代表しお礼の言葉を述べた天野龍之介君(2年)は「規則正しい生活を心がけ、寮生と協力し合いながら頑張っていく」と語った。

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