麒麟・田村裕、新装版『ホームレス中学生』刊行決定&17年ぶり新エピソード発表 川島明が帯コメント

『新装版 ホームレス中学生』書影

お笑いコンビ・麒麟田村裕が2007年に上梓し、ベストセラーとなった『ホームレス中学生』が新装され、『新装版 ホームレス中学生』(ワニブックス刊)が7月19日に発売されることが決まった。

田村は1979年9月3日生まれ、大阪府出身。99年に相方・川島明と麒麟を結成。結成2年、無名で出場した2001年の第1回『M‐1グランプリ』で5位となり、03年8位、04年~06年は3年連続3位となった。

『ホームレス中学生』は、田村が07年に自伝的小説として発表。中学生時代の田村が、貧乏のため住む家を無くし、近所の公園でホームレス生活を余儀なくされた時代を笑いを交えてつづり、大反響に。225万部突破のベストセラーとなり、ドラマ化・映画化もされた。

新装版には、17年ぶりの新作エピソード「お兄ちゃんの痕跡」「うちの子に迎えよう」や、兄・研一さんとの「思い出、答え合わせ対談」も特別収録。また、「文字が大きめ」「小学生でも読みやすい、ふりがな多め」など、小・中学生向けに大幅リニューアルされた。

田村は「今回、17年ぶりに新エピソードも書きました!新装版が出るのもドキドキですし、新エピソードを読んでもらうのも緊張するんですが、川島君に帯コメントをオファーするのが1番緊張しました(笑)断られなくて良かったー!!」とアピール。

帯コメントを寄せを寄せた川島は「初めて読んだ時より笑った。初めて読んだ時よりちょっと泣いた。田村、やっぱりこれめちゃくちゃええ本やな」と激賞している。

© オリコンNewS株式会社