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約800人が犠牲となった四日市空襲や戦時下の暮らしなどを紹介する企画展が、四日市市立博物館で開かれています。
四日市市は終戦間近の1945年6月18日から8月8日までの間に、9回にわたる空襲を受け約800人が犠牲になりました。
毎年、この時期にあわせて開かれているもので、火災を起こす燃焼材が詰められ、空襲に使われた焼夷弾の模型のほか、焼け野原となった市内の様子などが3つのフロアにわけて紹介されています。
中学校教育でも軍事主義が取り入れられ、子どもたちが遊ぶおもちゃや絵本にも戦車や軍艦が描かれるなど、戦争色が強くなっていった時代を感じさせます。
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また、空襲で焼けた硬貨やガラスなども展示され、原型をとどめない姿からは焼夷弾や空襲の威力が見て取れます。
この企画展は、9月1日まで四日市市立博物館で開かれています。