デシャンボーがトップ10返り咲き 各国の五輪代表争い決着/男子世界ランク

デシャンボーがトップ10返り咲き(撮影/村上航)

16日付の男子ゴルフ世界ランキングが更新され、海外メジャー「全米オープン」を制したブライソン・デシャンボーが38位から10位に浮上した。2022年より世界ランク対象外のLIVゴルフに移籍したデシャンボーにとって、同年1月以来のトップ10返り咲きとなる。

同大会2位のロリー・マキロイ(北アイルランド)は1ランクアップの2位。入れ替わりでザンダー・シャウフェレが3位に後退した。

日本勢は、同大会を6位で終えた松山英樹が2ランクアップの12位に。83位に中島啓太(変動なし)、93位に久常涼(1ランクダウン)、109位に星野陸也、(1ランクダウン)、118位に金谷拓実(3ランクダウン)が続く。

韓国開催の日韓共同主管大会「ハナ銀行 インビテーショナル」でツアー初優勝を挙げた小木曽喬は、534位から342位にジャンプアップした。

また、同日付の世界ランクを元にした五輪ランキングにより決する8月「パリ五輪」の出場権争いが決着した。2枠が見込まれる日本は、1番手の松山と2番手の中島が“内定”。五輪ランク15位以内から最大4人が出られる条件を満たす米国は、1位のスコッティ・シェフラー、3位のシャウフェレ、5位のウィンダム・クラーク、7位のコリン・モリカワが圏内に入り、8位のパトリック・カントレー、デシャンボーらは届かなかった。

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