イングランド代表指揮官、中盤起用のA・アーノルドに賛辞「多くを学んでいる」

イングランド代表を率いるガレス・サウスゲート監督が、中盤で起用したDFトレント・アレクサンダー・アーノルド(リヴァプール)に言及した。欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイト『UEFA.com』がコメントを伝えている。

EURO2024・グループC第1節が16日に行われ、イングランド代表はセルビア代表と対戦。13分にジュード・ベリンガムのヘディング弾で先制すると、この1点が決勝点となり、1-0で試合終了。イングランド代表は白星スタートを飾っている。

これまでプロキャリアでは右サイドバックとして起用されることが主だったA・アーノルドだが、この試合は中盤の一角として先発出場し、69分までプレーして勝利に貢献を果たした。

試合後、A・アーノルドのパフォーマンスについて聞かれたサウスゲート監督は「トレントは多くのスペースをカバーしなければならなかったけど、素晴らしい規律と見事なパスレンジを見せてくれた。彼は多くを学んでいて、私たちも彼と一緒に学んでいるが、彼がそこでインパクトを与えているのを見るのは素晴らしいことだね」と賛辞を送った。

また、A・アーノルド本人は試合後、「よかったと思うよ」と中盤でのプレーへの手応えを口にしながら、「体力的には厳しいけど、デクラン(・ライス)やジュード、経験豊富な4人の守備陣らとコミュニケーションを取りながらプレーをしているし、試合を通して話してくれているので、間違いは起こりにくい」と振り返った。

続けて、「監督やスティーブ・ホランド(コーチ)と一緒に僕はこのポジションについて多くの努力を注いでいたので、十分に準備できたし、自分に何が求められているかを知っていた。最終的には勝利も収めたし、僕がそれを実行できたと彼らが感じてくれていたらと思うよ」と不慣れなポジションながら、しっかりと準備できていたことも明かした。

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