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明治から昭和にかけて、松阪の町並みなどを写した絵葉書を紹介する展示が、三重県松阪市の原田二郎旧宅で開かれています。
私製はがきの使用が認められた1900年以降、松阪でも建物や名勝などを写した数多くの絵葉書が作られました。
会場には、明治から昭和にかけて発行された松阪ゆかりの絵葉書43点が展示され、大正時代のモダンな雰囲気あふれる役場や、現在では存在しない日野町の丸信ビルなど、当時の松阪市のレトロな街並みを楽しむことができます。
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中でも、松阪市の豪商・長谷川治郎兵衛の家に伝わった「トーキーカード」は、中央の穴を蓄音機に設置すると音楽が再生され、世界三大行進曲の一つ「軍艦」が流れるということです。
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企画展「絵葉書から見る近代の松阪」は8月25日まで開かれ、8月10日には学芸員による展示解説も行われます。
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