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株主優待を本人以外が使えるかは株主優待次第
一口に株主優待といっても会社によってさまざまな種類があるため、本人以外が使えるかどうかは株主優待次第といえます。
例えば、株主優待として一般的なものとしてクオカードが挙げられますが、クオカードの場合は誰が使用しても問題ありません。クオカードは使用する際に本人かどうかの証明が不要なだけでなく、株主優待を出している企業からしてもそこまで制限を設けていないためです。
クオカード以外の株主優待でも本人以外が使うのを会社が認めているものも多く、ANAでは株主優待を株主の家族や知人が使ってもいいと明記しています。
一方、東京ディズニーランド・東京ディズニーシーを運営している株式会社オリエンタルランドでは、株主優待制度は本人の名義で株を購入した株主だけが対象です。
このように本人以外が株主優待を使えるかはそれぞれで違うため、実際に利用する前には利用条件などを確認する必要があります。具体的に定められているルールは株主優待によってさまざまですが、定められているルールを守りましょう。
株主優待の転売は認められていないケースが多い
株主優待を家族や友人に無償で渡して利用することは問題ないケースが多い一方、転売は認められていないものも多いです。
株主優待には誰が使用してもいい=転売してもオーケーなものもありますが、基本的には株主本人や株主の周りが使用するのが前提となるため、フリマサイトなどに出品することは法的には問題がない場合でも、モラルとしては問題があります。
転売した場合にどのようなペナルティがあるかは株主優待によってさまざまですが、本来定められている内容で使用することが大切です。
株主優待を目的として投資する人も多い
株主優待を目的として投資する人も多くいます。自身のライフスタイルや考え方などに合わせて選択することが大切です。
株主優待は、金券や商品券など幅広く使用できるものから、特定のサービスだけに使用できるものまでさまざまです。カタログギフトなどから自分が好きなものを選べたりもするので、株主優待を調べてから投資することも1つの方法です。
株主優待についてまとめられているサイトで調べることもできますが、確実に株主優待の内容について確認するには、企業の公式サイトをチェックすることをおすすめします。
株主優待によっては、株の保有期間が長くなるほど内容が充実するケースもあるため、中長期的に保有することを前提に投資する方法もあります。具体的な保有期間についてもそれぞれで設定されているので、投資先を選択する際にはよく確認しておきましょう。
まとめ
株主優待は一定の株を保有している株主に対して渡されますが、本人だけが利用できるケースもあれば、家族や友人が利用できるケースなどさまざまです。
実際に利用する前には利用条件などを確認して、本人以外が使っても問題ないか確認してください。また、転売が認められていない株主優待も多く、そうした場合はフリマサイトなどへ出品することは止めましょう。
出典
ANAグループ企業情報 株主・投資家情報 よくあるご質問
株式会社オリエンタルランド 株主優待制度
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー