ソフトバンク、GPT-4o入り検索エンジン「Perplexity Pro」(年額3万円)をユーザーに無償提供 1年限定

ソフトバンクが生成AIスタートアップのPerplexity(パープレキシティ)と戦的略提携を開始した。同社のAI検索エンジン「Perplexity Pro」をソフトバンク、ワイモバイル、LINEMOユーザーに1年間無料で提供する。申込みは6月19日から受け付ける。

Perplexityは、米サンフランシスコ発のAI検索エンジンだ。Google検索対抗サービスとの位置づけで、質問形式で情報を検索し、インターネット上の最新情報をもとに精度の高い回答を提示する。

今回無償提供するPerplexity Proは、通常なら月額2950円、年額2万9500円。

Pro版の特徴は、複数の大規模言語モデルを選んで検索できる点で、OpenAIの「GPT-4o」や「GPT-4 Turbo」、そのほか「Llama3」「claude3」も選べる。なお、無印のPreplexy Proは「Claude 3 Haiku」を採用する。

検索範囲の指定や情報源のURL一覧表示など、検索しやすいインターフェイスも特徴。検索内容に合わせて画像を生成する機能も備える。冷蔵庫にある食材からレシピを生成したり、旅行の計画を立てるといったアシスタントとしての利用も可能だ。

ファイルアップロード回数は無制限で、検索履歴の保存も可能。さらに、検索結果をユーザーごとに最適化するAIプロフィール機能や、チャットツールによるサポートにも対応する。

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