スラム街に持ち込まれた先進国の廃棄物…“貧困問題”の解決目指すアーティストの思い【香川・土庄町】

廃棄物を使ったアートで貧困問題の解決を目指すアーティスト、長坂真護さんのトークイベントが香川県の小豆島で行われました。

長坂真護さんは、西アフリカ、ガーナのスラム街に持ち込まれた先進国の廃棄物を使ったアート作品の制作を通じて貧困問題の解決を目指しています。2022年、香川県土庄町にギャラリーを構え、島に流れ着いた海ごみを使った作品の制作も行っていて、土庄町と小豆島町のふるさと納税の返礼品にも選ばれています。

トークイベントでは長坂さんがガーナの現状やこれまでの取り組みのほか貧困問題の解決に向けた目標などについて話しました。

(長坂真護さん)
「この社会が、地球が、人権がまっすぐ前に進むための軸を校正するためにアーティストはいると思う」

また、6月17日は、近くの海水浴場で海ごみを拾うビーチクリーンも行われました。

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