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岡山県・吉井川漁協のアユ釣りが解禁された16日、管内の本支流に待ちわびた太公望たちが繰り出し、早瀬に若アユの銀りんを追った。
曇天の下、渇水ぎみの幕開け。鏡野町内の本流上流部では早朝からポイントに愛好者が立ち込み、友釣りでさおを振った。流れに入れたおとりを巧みに操る中、午前9時すぎには雲間から日差しが照りつけて活性が上がり、次々に掛ける名手もいた。
1時間ほどで15センチ前後の7本を仕留めた同町の男性(76)は「友の追いは今ひとつだが、解禁日にしてはまずまず。まだ型が小ぶりなので真夏に期待したい」と話した。
友釣りは来月にかけて本格化し、梅雨明けのころが佳境。同漁協管内は7月31日、網入れが解禁される。
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友釣りで掛かった若アユ