元暴力団員の男に懲役3年の実刑判決 福島・郡山市で友人の男性と口論 車ではね大ケガ負わせた傷害事件

福島県郡山市で友人の男性を車ではねるなどして大けがをさせた元暴力団員の男に懲役3年の実刑判決が言い渡された。

判決によると、元暴力団員の冨田一幸被告(43)は、2024年4月、郡山大槻町の歩道近くで友人の30代男性を車ではねるなどして大けがをさせた。

判決公判は、6月17日福島地方裁判所郡山支部で開かれ、下山洋司裁判官は「被害者と口論になり、その言動に憤慨して犯行に及んだ。粗暴で短絡的な動機と経緯には、強い非難が妥当で、粗暴犯の常習性が認められる」と指摘。被害者との間で示談が成立したとしても「刑事責任は重い」として、懲役3年6ヵ月が求刑されていた冨田被告に懲役3年の実刑判決を言い渡した。

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