広島駅前に巨大「橋げた」 駅ビル2階に路面電車乗り入れへ 深夜の大工事

来年春に開業予定の新しい広島駅ビル、大きな目玉となる駅ビル2階へ路面電車が乗り入れるための橋桁が17日未明にかけられました。

大勢の人が駆けつけた広島駅南口の「広島駅前交差点」。

【加藤アナ】
「午後11時すぎ、いまゆっくりと台車が動き始めました。橋桁が少しずつ駅側へと向かっていきます」

来年春の開業に向けて工事が進む新駅ビルの2階に路面電車が乗り入れるため、直前に大洲通りを南北にまたぐ橋が架けられました。

長さおよそ43メートル、幅およそ10.5メートル。重さはおよそ250トン。
およそ1時間かけて移動すると駅前の景色は一変しました。

【大阪から見に来た人】
「1時間くらいでだいぶ景色が変わっていて違和感が最初はあった」
【近くに住む人】
「電車が(道路の真上を)通るというのがすごい」

駅前大橋ルート工事の進捗はおよそ5割で、来年春にむけてレールを設置する工事などが行われていきます。

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