「七ヶ宿そば」全国へ 南蔵王の清流育む〈宮城〉

宮城県七ヶ宿町では、特産の「七ヶ宿そば」を多くの人に味わってもらおうと、全国に向けて発送が始まりました。

七ヶ宿町は標高が400メートルほどあり涼しい気候を生かして、年間20トンほどソバを生産しています。

「七ヶ宿そば」はこれまで町内でのみ楽しまれていましたが、今回、初めて全国に発送されることになり、町の関係者などが出席して出発式が行われました。
発送される「七ヶ宿そば」は南蔵王からの清流が育んだソバの実を雪室で熟成させ、風味豊かに仕上げたということです。

七ヶ宿そばを生産する ゆのはら農産 山田益広社長
「古里を思い出せるような、これから夏暑くなるのでそばですっきりした気持ちになってほしい」

七ヶ宿町 小関幸一町長
「七ヶ宿町の特産品を全国に広めるきっかけになってもらいたい」

「七ヶ宿そば」は、全国の郵便局で来年3月末まで受け付けが行われ、2000箱の発送を目指しているということです。

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