ヒロミもエール! フェンシング日本代表・見延選手の試合前ルーティンは「心地いいです」というある事だった

ヒロミと小泉孝太郎がMCを務める『オー!マイゴッド!私だけの神様、教えます』。6月15日の放送では、フェンシング日本代表・見延和靖選手が登場した。

番組では、街ゆく人にあなたにとって神のような存在“オー!マイゴッド!”について聞き込み調査を実施。東京・上野で声をかけたのは、日大のフェンシング部に所属する19歳の大学生。彼が“神”として名前を挙げたのは、フェンシング日本代表の見延和靖選手だ。

その“神”について彼は「高校から(フェンシングを)始めて、大学ですごい頑張って努力されて、しっかり結果出したってところがとても尊敬できる点」だと語り、「自分にとっては、フェンシングの神様」ともいえる存在だとリスペクトした。

そんな“神”は、2019年に開催されたフェンシングエペ・グランプリ大会で優勝。この年の年間ランキングで、日本人初となる世界ランキング1位に。さらに2021年の東京五輪では、男子エペ団体に出場し、日本フェンシング界・史上初の金メダルを獲得。今年7月から開催されるパリ五輪にも、3大会連続の出場が決定している。

そんな超多忙な“神”に、番組は無謀にも出演を依頼。すると、まさかのオッケーが。
スタジオに登場した見延選手が「さっきから重くてズボンが下がりそうになってる」と自分のポケットから取り出したのは、東京五輪の金メダル。「是非、持っていただいて」とヒロミに手渡すと「重っ!重いわ~これ」と金メダルを手にまじまじと観察するヒロミ。小泉は「日本フェンシング界で初の金メダルですよ」とヒロミに強調し、「これ見てるだけで涙が出そう」と目を細めた。そして、ヒロミから小泉へと金メダルがわたると「ズッシリきます」と感慨深げに語った。

続いて、見延選手が神技を披露してくれることに。神技チャレンジとして、インタビューに答えてくれた大学生の体に付けた風船を、10秒間で何個割ることができるか?に挑戦。

まず、ヒロミがチャレンジ。フェンシングの剣先を上手に操り、次々と風船を割っていく。結果は、7個風船を割ることに成功。見延選手から「さすがですね~」とお褒めの言葉が飛び出すと「(日本)クレー射撃協会、理事やっております」とヒロミは得意げに答えた。

次に、見延選手がチャレンジ。開始直後から空振りを連発すると「ダメっすね。調子悪いっすね」と首をかしげ、大苦戦。「これ、いい戦いじゃない?」とヒロミは期待するも、最終的に割った風船は9個。惜しくも負けてしまったヒロミは「やっぱそうなんだな~」と追い込みで見せた華麗な手さばきに納得した。

続いて、見延選手と“包丁の神様”おいりさんのコラボ企画が実現。
見延選手は、試合に向けて心を整えるためにやっていることは「包丁を研いで」瞑想(めいそう)に近い状態を作ることだと説明。そんな見延選手のために、おいりさんが「瞑想にピッタリな砥石(といし)」を持参。それが、長崎県産の対馬砥石。こちらの天然砥石は軽く水でぬらすだけで、すぐに研げる優れものだという。

さらに、「おすすめしたいアイテムはこちら」とおいりさんが取り出したのは、小さい天然砥石の名倉砥石。使い方は、対馬砥石に水をたらし、砥石表面で名倉砥石を擦り始めると泥のようなものが出始める。その「泥を出して研ぎ始めると1番気持ちいい状態でスタートできる」と研ぎ方をレクチャーした。

早速、見延選手は持参した包丁を研いでみることに。黙々と包丁を研ぐ姿に、「心地いいですね」と見とれる小泉。研ぎ終えた見延選手は「すごいっすね!これが天然砥石なんですね。心地いいです」と絶賛すると「いろんな雑念が入ってるとキレイに研げなくて」「良い音が出てくると、自然と余計な考え事が剥がれていく感じがする」と研いでいる時の心情を明かした。

ヒロミから「これはどのくらい、やるもんなんですか?」と包丁を研いでいる時間を問われると、見延選手は「気づいたら1時間くらいやってる時もありますね」とコメント。包丁を研ぎすぎて「指紋がとれちゃって、剣が操作できなくなっちゃう時もあるので」と付け加えた。

小泉は「あと数か月でパリ大会(五輪)ですから」と話をふると、ヒロミも「ここから集中力高めて」と見延選手にエールを送った。

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写真提供:(C)日テレ

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