17日朝、仙台市中央卸売市場では、初夏の味覚サクランボの初競りが行われた。
粒のそろった真っ赤なサクランボ。
仙台市若林区にある仙台市中央卸売市場に、旬を迎えた山形県産の佐藤錦など4品種およそ2.8トンが入荷し、佐藤錦およそ100キロが初競りにかけられた。
市場関係者によると、去年の猛暑が生育に影響し今年は小ぶりなものが多く、入荷量も去年より2割ほど少ないという。
仙台あおば青果・果実一部 郷右近憲彦部長
「色も形も良いので、これから本格シーズンに向けておいしいサクランボが食卓に届くと思います」
初競りでは、佐藤錦のМサイズが1キロあたり1200円程度と例年並みの価格で取り引きされた。
山形県産サクランボは、6月下旬まで安定した入荷が続き、宮城県内のスーパーなどで販売される。
