Emerald、フル・アルバム『Neo Oriented』リリース 東名阪でアルバム・リリース・ツアー開催決定

2011年に結成、ナイトアーバンポップスを掲げ活動中のEmeraldが、8月28日(水)に7年ぶりのフル・アルバム『Neo Oriented』をリリースすることを発表。

2023年は東京・渋谷WWWにてYONA YONA WEEKENDERSとの2マンに加え、東京・恵比寿BLUE NOTE PLACEにて行われた〈Tokyo Cruise〉では2日目の公演をソールド・アウト。以降精力的にシングルをリリースするなど着実に活動の幅を広げているEmerald。7年ぶりのフル・アルバムとなる『Neo Oriented』は、彼らが強く影響を受けた海外発の音楽であるジャズ、ネオソウル、AORへの憧憬を示しながらも、生まれ育った「日本」という場所のもつ様々な文脈を強く意識した中で楽曲を制作。国内へのリスナーへはもちろんのこと、それだけには留まらないより多くの「人」に向けて、彼らの現在地と新たな活動の始まりを明確に示すアルバムです。

本アルバムでは、過去にもEmeraldの多くの楽曲でサポート・ミュージシャンとして参加している、えつこ(cho / DADARAY)、ユースケ(g / TAMTAM)が引き続き参加。Mix/MasteringはEmeraldの1st、2ndアルバムでも参加した山下大輔が務めています。また今作より、新たにクリエイティブ・サポートとしてNiEW Inc.が参画しています。

また、アルバムリリースに伴い、9月には東名阪でアルバム・リリース・ツアー〈Ray of hope〉を開催。9月7日(土)大阪・CONPASS、9月8日(日)愛知・名古屋stiff slackではゲストにFirst Love is Never Returnedを迎え、9月20日(金)には東京・キネマ倶楽部にて、2022年渋谷WWWX以来2年ぶりとなるワンマン・ライヴを実施。チケットは6月16日(日)より受付を開始しています。

[コメント]
気がつけば7年もアルバムを出せていなかったという感じです。
その間に音楽を取り巻く環境も色々変わっていて、時の速さに途方にくれます。
アルバムの制作はスタジオワークからシフトチェンジし、各メンバーのパーソナルなスペースで練られたアレンジやプレイを折り重ねる形での制作に変わっていきました。
それでも、いや、それ故にEmeraldらしさを失わず、よりクリエイティブな作品作りが
できたと思います。胸を張って最高傑作でしょう!
僕は歌人として、詩人として、今までで一番自分を振り絞った作品なんじゃないかと思います。
何度も聴いて、6人とサポートメンバーが織りなす様々なサウンドを楽しんで欲しいです。
――中野陽介(vo)

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