TARAKOさんお別れ会に“ちびまる子ちゃんファミリー”集合「見守っていておくれ~!」 最後は笑い泣きの「おどるポンポコリン」合唱

TARAKOさんのお別れ会『TARAちゃんありがとうの会~たいせつなきみへ~』

テレビアニメ『ちびまる子ちゃん』(毎週日曜 後6:00/フジテレビ)で、主人公・まる子の声優を務めてきたTARAKOさんのお別れ会『TARAちゃんありがとうの会~たいせつなきみへ~』が15日、東京・TFT HALL 1000で開催された。

関係者向けの式典には、『ちびまる子ちゃん』で父・ひろし役の屋良有作、おじいちゃん・友蔵役の島田敏、おばあちゃん・こたけ役の佐々木優子、お姉ちゃん・さきこ役の豊嶋真千子、初代ナレーターを務めたキートン山田らが参列。“ちびまる子ちゃんファミリー”として感謝と別れを伝えた。

式典の終盤には、島田が「TARAちゃんや。見守っていておくれ~!」と呼びかけ、屋良も「TARAちゃん、たくさんありがとな」と役柄通りの口調で感謝。そして、『ちびまる子ちゃん』の主題歌として親しまれた「おどるポンポコリン」を全員で合唱し、涙をにじませながらも笑顔でTARAKOさんを見送った。

献花は一般のファンも対象で、午後2時から4時まで受け付ける。

TARAKOさんは1981年、アニメ『うる星やつら』で声優デビュー。83年には、シンガーソングライターとしてデビューした。90年より『ちびまる子ちゃん』で主人公のまる子役を務め、代表作は『まじかる☆タルるートくん』(タルるートくん)、『甲虫王者ムシキング 森の民の伝説』(チビキング)など。96年、演劇集団WAKUを主宰し、舞台の脚本・演出を手がけた。

アニメ以外の声の仕事も精力的で、『女神のマルシェ』(日本テレビ)、『しあわせ家族計画』(TBS)、『銭形金太郎(テレビ朝日)など各局のテレビ番組のナレーションも多く務めてきたほか、明治乳業、バンダイ、森永製菓、ケーズデンキなど各企業のCMナレーションも担当した。

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