吉田正尚が7回に右手に死球受け途中交代 コーラ監督は「大丈夫だ」

吉田正尚(ロイター=USA TODAY Sports)

【米マサチューセッツ州ボストン16日(日本時間17日)発】レッドソックスの吉田正尚外野手(30)は本拠地でのヤンキース戦に「6番・DH」で先発し、3打数無安打だった。7回に右手小指付近に死球を受け、代走を送られベンチに退いた。打率2割4分7厘。チームは9―3で勝った。

ヤンキースの先発右腕ストロマンと3度対戦。2回一死無走者は見逃し三振。4回先頭は三飛に倒れる。5回二死一塁は二ゴロと完敗だった。

7―3の7回一死三塁は4番手右腕ウィーバーとマッチアップし、1ボールからの2球目、内角高めの95マイル(約152・9キロ)のストレートが右手小指付近とバットのグリップを直撃する死球で出塁。ボールは三塁側ファウルゾーンに勢いよく飛び、球場は騒然となった。

ベンチからコーラ監督、トレーナーが駆けつけたが、吉田は平然とした表情でバッティング手袋を外して手の状態を確認されると代走を送られ、ベンチに退いた。コーラ監督は試合後、「全く問題ない、大丈夫だ」と説明した。

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