全米制覇のB・デシャンボーが2年ぶりにトップ10返り咲き 各国のパリ五輪代表が内定【男子世界ランキング】

4年ぶり大会2勝目を挙げたブライソン・デシャンボーがトップ10に返り咲き(撮影:GettyImages)

6月16日付けの男子世界ランキングが発表された。4年ぶりに「全米オープン」を制し、大会2勝目を飾ったブライソン・デシャンボー(米国)が38位から10位へ浮上し、2022年2月以来となるトップ10入りを果たした。

また1打差2位で終えたローリー・マキロイ(北アイルランド)は1ランクアップし再びランキング2位へ。ザンダー・シャウフェレ(米国)は3位となった。

同大会を単独6位でフィニッシュした松山英樹は2ランクアップの12位。日本勢2番手は中島啓太(83位)、以降は久常涼(93位)、星野陸也(109位)と続いている。国内男子ツアー、日韓共催大会「ハナ銀行インビテーショナル」で初優勝を挙げた小木曽喬は534位から342位へジャンプアップした。

世界ランク上位者の顔ぶれは変わらず、今季5勝のスコッティ・シェフラー(米国)が1位をキープ。4位からはルドビグ・オーバーグ(スウェーデン)、ウィンダム・クラーク(米国)、ビクトル・ホブラン(ノルウェー)と続いている。

また、世界ランクに基づく五輪ランキングによって男子ゴルフの「パリ五輪」代表争いが決着。上位2名に出場権が与えられる日本勢は松山と中島で内定した。五輪ランク15位以内の4名に出場権が与えられる米国は、シェフラー、東京五輪金メダリストのシャウフェレ、クラーク、7位のコリン・モリカワが条件を満たした。デシャンボーは米国勢6番手で代表入りは惜しくも逃す結果に。また前回、東京五輪にアイルランド代表として出場したマキロイも圏内に入った。

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