次世代AI PC「Copilot+ PC」は18日9時から国内発売

by 宇都宮 充

日本マイクロソフト株式会社は、次世代AI PC「Copilot+ PC」の国内販売を18日9時より開始すると発表した。

Copilot+ PCは、同社が提供する小規模言語モデル(SLM)をはじめとした複数のAIモデルと強力なプロセッサにより、さまざまな最先端のAI機能をデバイス上で直接利用できるPC。現時点ではQualcomm製のSnapdragon X EliteまたはX Plus搭載機のみがCopilot+ PCの要件を満たす製品となる。

同社では「Surface Pro(第11世代)」と「Surface Laptop(第7世代)」の2機種を用意し、価格はどちらも20万7,680円から。あわせて、各PCメーカーからも順次製品が投入される見込み。

新たに使えるようになる機能としては、手書きのイラストやテキストでの指示をもとにAIが画像を生成する「コクリエイター」、PC上で見たり作業したりしたことを後から遡って探すことができる「リコール」(プレビュー版)、Web会議の際にカメラ映像の背景ぼかしや画質改善を行なってくれる「Windows Studioエフェクト」などが挙げられる。そのほか、AIアシスタントのWindows Copilotを1ボタンで呼び出す「Copilotキー」を搭載する点も特徴となっている。

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